CAE教育ご支援

CAE教育ご支援/有限要素法基礎理論/実践ノウハウ/等 ZOOMによるONLIN にて講習会を実施いたします。(ご希望に応じて2-3日コース、御社製品の強度問題を題材にいたします。)

有限要素法によるFEM解析を正しく行なうには、基礎理論と共に絶対に知っておかなければならないポイントがあります。(境界条件、メッシュの切り方、解析結果の評価、材料力学計算との整合性など) オンライン授業(2-3日程度)にてわかりやすく説明いたします。

1.CAE教育ご支援

1)有限要素法基礎理論 + 応力解析実践コース(3日)
CAEによる強度解析を行うのに絶対に必要な知識をまとめてあります。解析ソフトの操作と意味を 弾性力学(一般3次元問題)、有限要素法基本理論と突合せて理解すると共に、構造解析の手順と実践テクニックを学びます。構造解析の基礎知識を習得する基本コースにて、他のコース受講の前提となります。
解析対象 : ソリッド、ソリッドアセンブル、シェルモデルの応力解析、座屈解析

2)応力解析 実践アドバンスコース(1日)
応力解析を行う際の”メッシュの切り方(次数)”と”境界条件の与え方”は応力集中個所の応力値に大変大きな影響を与えます。 どの様なメッシュを作成すれば、正しい解析結果を得られるのか、真の値とどの程度の誤差率で一致するかを確認します。 境界条件(モデルの切り出し方)により、どう影響を受けるかなどを検証いたします。 自分の行った解析結果の信頼性に自信が持てる様になります。
解析対象 : ソリッド、ソリッドアセンブル、シェルモデルの応力解析

3)疲労解析コース(1日)
応力解析によって計算された応力値が繰り返し材料にかかった場合、いつ破断するか(設計  寿命)をS/N曲線に基ずいて予測します。S/N曲線を作成した試験片と実際の部品の荷重状況を一致させるための補正(両振り、片振り)行い、破断に影響を与える因子(表面粗さ、荷重速度、寸法など)を考慮して部品の寿命を決定します。 解析ソフトを利用して寿命予測から安全率を表示します。
対象 : ソリッド、ソリッドアセンブルモデルの疲労解析

4)振動(防振対策)コース(1日)
有限要素法による応力解析の “つりあい方程式" に慣性力項を導入し振動方程式を導きます。 減衰項がない場合は固有値解析を解き、ある場合は動解析(モード法など)を解きます。 振動とはどういう現象であるかを理解し、防振対策の基本を学びます。
対象 : ソリッド、ソリッドアセンブル、シェルモデルの振動解析

5)熱/熱応力解析コース(1日)
有限要素法による熱解析(熱伝導、熱伝達、放射、定常、非定常)、熱応力解析を学びます。  熱の基礎知識、基礎方程式、有限要素法の考え方を学び、解析ソフトとつき合わせながら理解を深めます。 解析ソフトへの入力パラメータである熱伝達率の求め方を学びます。
対象 : ソリッド、ソリッドアセンブルモデルの熱、熱応力解析 

2.実践ケーススタディコンサルティング

CAEご導入済みお客様対象に、構造解析モデルケースごとに物理現象の数値モデル化の妥当性、解析プロセスの妥当性(境界条件、メッシュ分割)、結果の信頼性、精度の検討など 実務レベルでの確認検証をいたします。 

3.CAE導入コンサルティング

構造解析導入にあたり、CAEとはどんなもので、どこまでできるのかのご説明、導入効果、設計者向け解析ソフト選定、サンプル解析、ベンチマークテスト等行います。

その他、ご希望のコンサルティングご相談に応じます。 ご希望をいただければお見積りいたします。

遠方のお客様には、ZOOM等 オンラインにて お打ち合わせ、ご報告、教育ご支援/コンサルティング させていただきます。 加えて メール、TEL にてリモートサポートいたします。解析結果は アニメーション、3D表示ソフト(無償)、イメージ図など、お送りいたします。

(有) 御子柴構造解析事務所(ミコシバ コウゾウカイセキ ジムショ)
所在地:〒396-0010 長野県伊那市境1209-2、TEL:0265-72-1170
携帯電話:090-2223-9851   
FAX:0265-98-5020
メールID: ya@mikoshiba.co.jp  URL : https://www.kaiseki.net