遠心力応力下でのCDの振動解析

cd_m1.jpg (651×521)図1 図1はCDのモデルで、真中(緑部)のドライブフォルダーに固定の境界条件を与えます。
回転による遠心力荷重を考慮した固有振動数と、モードを計算する事ができます。
通常、引張り荷重下では固有振動数は上昇します。

材料 : プラスチック
ヤング率 : 2.4e+09 N/m*2
ポアソン比 : 0.35 

図2はメッシュ分割状況

cd_mesh.jpg (600×387)図2 cd_rslt1.jpg (643×403)図3
cd_rslt2.jpg (647×412)図4 図3は1次、図4は2次、 図5は3次の振動モードを表します。
2000回転/分による遠心力応力状態では、それぞれの固有振動数が上がります。

1次: 147Hz(回転荷重なし)->152Hz(回転荷重あり)
2次: 158Hz(回転荷重なし)->162Hz(回転荷重あり)
3次: 187Hz(回転荷重なし)->193Hz(回転荷重あり)

cd_rslt3.jpg (690×509)図5