板金構造プロッターフレームの応力解析(シェル要素)

plotter_m1.jpg (920×759)図1 図1の様な板金物にて構造をもたせている大型プロッターの応力解析事例です。 荷重のかかっている板金にはヘッドモジュール(30Kg相当)がのり、この板金のたわみが印字精度に大きく影響するため極力小さくする必要があります。 シェル要素を使用しているので、イメージ図では板厚が0に見えますが、計算上は20mmにて行っています。

材料 : 鉄
ヤング率 : 2.1e+011 N/m*2
ポアソン比 : 0.28
荷重 : 30Kg

plotter_mesh.jpg (892×694)図2 plotter_rslt1.jpg (944×775)図3
plotter_rslt2.jpg (925×757)図4 図3,4 には変形状況と、応力状況を示します。 足と底板のつなぎ部分に約100MPaの相当応力がかかっている事がわかります。 

最もたわむ手前の部分で0.5mmのたわみが計算されています。 

  動画にて変形状態を確認いただけます。

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