配線コネクターの応力解析(アセンブルモデル)

connctor_m1.jpg (823×673)図1 図1は配線コネクターの銅版端子で、オス側のコネクター端子が差し込まれる事により接触部にて電流が流れるしくみとなっています。  構造解析では図2の様に干渉状態にて位置決めを行い接触要素を用いて解析実行に伴い干渉をはずし、この時の応力状態を調べます。 図4には解析後銅版端子が持ち上がった状態を示します。  持ち上げられた時の銅版の反力が接触圧となり電気が流れますが、接触圧が小さいと抵抗となり不良となります。  AとBの穴でネジ止めされます。

材料 : 銅
ヤング率 : 1.1e+011 N/m*2
ポアソン比 : 0.30
強制変位 : 0.5mm

connctor_m2.jpg (861×664)図2 connctor_mesh.jpg (863×673)図3
connctor_rslt1.jpg (859×700)図4 図4.5 には変形状況と、応力状況を示します。 図5より Bのネジ止めが悪影響を与えており銅板がゆがんでしまい良好な接触を得られませんでした。 設計変更が必要となりました。

又、電気が抵抗なく流れる接触圧の検討に用いられました。

 

connctor_rslt2.jpg (838×757)図5 動画にて変形状態を確認いただけます。

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