教育ご支援 実践ケーススタディコンサルティング
解析モデルをメール等にてご送付いただき、物理現象の数値モデル化の妥当性、解析プロセスの妥当性、メッシュの切り方の良し悪し、結果の信頼性や精度など 実務レベルにて検証いたします。 又、当解析事務所にて、同じ解析を行い解析結果の信頼性を確認いたします。実験と結果が合わない等の問題がある場合、なぜ一致しないかを突き止めます。
CAEソフトによる解析で傾向を見るだけではなく、定量的な判断を行う(理論値や、実験値と付き合わせる)には、 基本理論から実践までの包括的なノウハウを必要とします。 まずは正しい物理現象の見極めを行い、 基礎理論(材料力学、弾性力学、機械力学、熱力学)やFEM理論にもとづいて、適切な有限要素モデルを作成する事が必要です。 たとえばメッシュの切り方1つでも、適当でなければ正しい値からほど遠い結果となってしまいます。
無償サンプルコンサルティングお受けいたします。 解析モデルをお送りください。 解析プロセス等に問題がないか等の検証を行いレポートいたします。 対応解析ソフトにつきましてはメールにてご確認ください。 レポートと共にお見積り(標準コンサルティング費用 : 30万円/6解析モデル : ご契約期間6ヶ月)をお送りいたします。
下記情報をメールにて、送付ください。 メールID : ya@mikoshiba.co.jp
・ 貴社名、所属部門、郵便番号、ご住所、お電話番号
・ 解析モデル : 御社解析モデルのデータ機密保持は遵守いたします。
・ 境界条件(複雑な場合は図面、写真、PPTファイルなどにてご説明ください。手書きでのFAX送付もOKです。)
応力解析 : 力のかけ方、固定個所、接触面など、
熱解析 : 温度荷重、周囲温度、断熱面など
振動(固有値)解析 : 固定個所
以下に一般的な解析プロセスを記述します。
○ 物理現象のモデル化と解析要件の決定
・ 支配的な物理現象の決定 : 応力解析(弾性、弾塑性)、振動解析、座屈解析、熱解析、熱応力解析など
・ 解析領域の決定 : どの部分の解析とするか? 全体解析?、アセンブル解析?
・ 使用要素の決定 : ソリッド1次、2次、シェル1次、2次 P法など
・ 対象性の考慮 : 対象性を利用して自由度の削減(面対象、回転対象、繰り返し対象など)
・ 境界条件の決定 : どこをどの様に固定するか、荷重(強制変位)をどこにどの方向にかけるか?
(解析精度に大きく影響を与える。)
○ 構造解析用の幾何形状の準備(3D-CAD) ソリッド、サーフェスなど
○ メッシュ分割 : どの部分をどの程度の大きさのメッシュで切るか? (解析精度に大きく影響を与える。)
メッシュの切り方よる精度への影響度のデータを持っています。
○ 解析実行(ソルバーの種類と選択)
○ 結果の評価方法、見方、正しい結果かどうかの判断基準
・ 変形の傾向が荷重と対応しており不自然ではないか。
・ 引っ張りや圧縮されている応力集中個所が荷重に対して妥当か。
・ 変位量、応力のオーダーが簡易計算や理論値(材料力学)と一致しているか。
(とんでもない値が出ている場合、単位系や変換レートが間違っているケースが多い)
・ 変形や応力値の対称性は正しいか。
・ 変形後の形状で、拘束面、エッジは意図どおりに拘束されているか。
・ 剛体移動を起していないか。(変形がほとんどない場合、剛体移動の可能性大)
・ 拘束反力+荷重=0 が成り立っているか。
・ 接触要素を使用した場合、要素の特徴どおりの変形をしているか。
・ 試作品との実験結果は一致するか。