デザイン椅子の座屈解析

chear_m1.jpg (614×808)図1 図1の様に鉄製のフレームからなるデザインチェア-の座屈解析を行います。 人が座って上から圧縮荷重がかかった時の座屈モードと、荷重を求めます。

材料 : 鉄
ヤング率 : 2.1e+011 N/m*2
ポアソン比 : 0.28

図2はメッシュ分割状況

chear_m2.jpg (693×774)図2 chear_mesh2.jpg (657×822)図3
chear_rslt1.jpg (650×847)図4 図4,5 には1次の座屈モードを示します。

このモードが出るときの座屈荷重は計算上、81.5Kgとなります。  理論上この荷重を超えた瞬間に座屈を起こし、左右方向へ図の様な変形を起こします。

安全性を考え、足を短くする、フレームの断面を大きくするなどの対策が必要となります。 又、断面形状を変更し、このモードが出にくくするのも効果的です。

chear_rslt2.jpg (775×720)図5
動画にて変形状態を確認いただけます。  

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