有限会社 1級計算力学技術者 固体力学 振動工学
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図1
図1は典型的なCD−ROMドライブの内部構造です。 CDにはわずかながらアンバランスがあり、高回転にて回転させると振動を生じます。 4点に防振ゴム(緑色)を配置し振動減衰を図っています。 振動解析を行う事によりCD-ROMの回転数とこの系の固有振動数をはずす必要があります。 図2に示す様にゴムダンパの上下を固定します。
材料 : 防振ゴム (フレームは鉄)
ヤング率 : 6.1e+06 N/m*2
ポアソン比 : 0.49
図3はメッシュ分割状況
図2
図3
図4
図4は1次、図5は2次の振動モードを表します。それぞれの固有振動数は
1次: 113Hz、 2次:235Hz
となりました。 CD-ROMの回転数が、これらのモードと振動数と一致しない様な配慮が必要となります。
図5
動画にて振動状態を確認いただけます。
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